情報をデザインするということ。
情報は空間と時間を越えるモノ。
情報そのものにはカタチはなく、活字・イラスト・写真・音声・映像に変換され、受け手に理解されて成り立つものです。その理解を助けるのが「情報デザイン」です。
デジタル化技術の発展により、インターネットを通して、誰もが情報を容易に発信することができるようになり、今では膨大な量の情報で溢れかえっています。
そんな中で「いかにして情報を伝えたい人に、効率的に理解してもらうか。」そのためには、発信する前に、情報をしっかりと整理することが必要です。整理して初めて、伝える方法が決まり、様々な工夫を凝らすことができるのです。
情報の"変換"だけでなく、情報を"整理"することは、デザインにおける非常に重要な要素であると考えます。
CMSってなに。
「ホームページは腐りやすい。」
古い情報がそのまま放置されていると、それだけで信頼性が損なわれてしまいます。
しかし、情報を常にブラシュアップして更新し続けることは、一般の方にはなかなか敷居が高いものです。
その敷居を、少しでも下げるべくして生まれたのが、「CMS:Contents Management System」とよばれるWEBシステムです。一般的に"シーエムエス"と呼ばれます。
専用の管理画面から、どこからでも安全に、ホームページを更新することができます。
近年、無償で使えるライセンス体系のものが増え、中小企業や個人事業主の方も積極的に導入する傾向にあります。
情報発信ソリューション
人は、常に「新鮮かつ正確な」情報を求めます。
今や事業活動において、ホームページを持つことは必須になっていますが、情報を発信し続けることの有用性を生かし切れていないケースがまだまだ多いようです。
インターネットは主に5つの特徴があります。
- 誰でも、場所を問わず、リアルタイムに、情報を発信・受信することができる
- 情報発信量や時間に制限が無い
- アニメーションやインタラクティブ(双方向的)な表現が可能
- キーワードによって、ヒト・モノ・コト、が網目状にリンクする(高い伝播性)
- 電子決済によって、買い物ができる
つまり、商品のこと、サービス内容、会社の信頼度、面白さ、などなど、即座に検索して調べることができ、いつでもどこでも商品やサービスを購入できる、今や人々の生活になくてはならないインフラです。
さらには、TwitterやFacebookといったソーシャルネットワーキングサービス:SNSの普及により、インターネット上での口コミ効果も高まっています。
そんな中で、情報を発信しない、あるいは更新しないということは、大きな機会損失になり得ます。
その理由としてよくあるのは、「手間がかかる」「ネタが無い」「効果がわからない」といったことがほとんどです。これらは、情報デザインができていない、情報発信の敷居を下げられていない、ことによるものです。
これを解決すること。「WEB情報デザイン+CMSいつでも発信」は、お客さまそれぞれに合わせて最適なソリューションを行います。
導入メリットについて。
「いつでもタイムリーに。」制作会社にページの作成を依頼すると、どうしても時間がかかってしまいます。CMSなら、即時情報発信が可能です。
「きちんと整理整頓。」あらかじめ整理された情報構造を視覚的に保守・管理することができます。それによって、一貫性のある情報発信はもとより、ファイルの紛失やリンク切れ、そのほかの人為的なミスを未然に防ぐことができます。
「ランニングコストを抑えます。」HTMLなどの専門知識を学習するコストを抑え、本来の業務に専念することができます。また、制作会社に依頼する手間や作業量を減らすことができます。高価なソフトをパソコンに逐一インストールする必要もありません。
デメリットとその対策。
もちろん、デメリットもあります。
「初期導入コストが高い」そのぶん、ランニングコストをどれぐらい抑えることができるかを、しっかりと試算するよう制作会社に依頼することがポイントです。
「自由にレイアウトを変更できない」事前に、レイアウトパターンを複数想定しておくことと、緊急時の情報表示エリアや宣伝用画像の表示エリアなど、パーツ化(モジュール化)して柔軟性を高める方法があります。
取り扱い範囲。
当事務所では、CMS普及の火付け役ともなったMovableTypeをはじめ、最近人気のWordPress、ネットショップ構築用のEC-CUBEを取り扱っております。
特に、MovableTypeについては、これまで大規模なプロジェクトを多く経験しており、制作会社様や広告代理店様からの制作委託やディレクションも承っております。